サン・テミリオンのワインとは?

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サン・テミリオンのワインとは?

サン・テミリオンは、ボルドーワインで有名な産地の一つです。 この地域では、高級赤ワインも生産されていますので、おいしいワインを探している方はぜひともチェックしておきたいところです。 今回は、サン・テミリオンの特徴や格付けなどについてお伝えしていきます。

そもそもサン・テミリオンとは?

サン・テミリオン(Saint-Émilion)は、フランスの南西部側にある街です。 温暖な海洋性気候に位置しており、ぶどうの栽培に適した自然環境が整っていることから、古代ローマ帝国からワインづくりが行われてきました。 一面に広がるぶどう畑やシャトーのほか、中世の面影を残すモノリス教会などの建築物が残されており、観光地としても人気の街です。 1999年には、ユネスコ世界遺産に登録されました。

サン・テミリオンのワインの特徴

サン・テミリオンで栽培されているぶどうの品種はメルローが中心です。 そのほかに、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック、カルムネール、プティ・ヴェルドなどの品種も栽培されています。 メルローをメインとして、複数の品種をブレンドして製造されるのがサン・テミリオンのワインの特徴です。 タンニンが穏やかなため、柔らかくて、なめらかな味わいが楽しめます。

サン・テミリオンのワインの格付け

最初の格付けが行われたのは1958年です。 格付けは生産者主導で実施されており、約10年の周期で都度見直しが行われるのが特徴です。 これまでに、1969年、1986年、1996年、2006年、2012年などのタイミングで改定が行われてきました。 ランクは、第一特別級の「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ」と特別級の「グラン・クリュ・クラッセ」の2つです。 なお、「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ」については、AとBのランクに分かれています。 2022年9月8日に発表された格付けでは、「Château FIGEAC(シャトー・フィジャック)」と「Château PAVIE(シャトー・パヴィー)」がプルミエ・グラン・クリュ・クラッセAに選ばれました。 プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBは12のワイナリー、グラン・クリュ・クラッセは71のワイナリーが選ばれています。

まとめ

サン・テミリオンでは、メルローを主体として、カベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの複数の品種をブレンドしたワインを製造しています。 タンニンがきつくないため、ふくよかな味わいが楽しめるのがサン・テミリオンのワインの魅力です。 格付けは、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(AとB)、グラン・クリュ・クラッセなどの等級がありますので、ワインを選ぶ際の参考にしてみると良いでしょう。

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