5つの優しいQ&A

QandA

ワインを一口含んだとき、ふと蘇る大切な記憶。
「プルースト」がお届けしたいのは、単なるお酒ではなく、その時、その場所でしか味わえない豊かな時間です。
しかし、ワインを扱い始めたばかりの頃は、「いつまで飲めるの?」「残ってしまったらどうしよう」と不安になることもありますよね。
あなたのワインライフをより軽やかに、より深くするための5つの疑問にお答えします。

Q1.ワインに「賞味期限」はありますか?
A.法的な期限はありませんが、そのお酒が「最も美しく香る時期」は存在します。

ワインはボトルの中でもゆっくりと呼吸し、変化し続ける「生き物」のような存在です。そのため、食品のような「◯月◯日」という賞味期限は記載されていません。
私たちはこれを、人の「人生の記憶」に例えています。若々しくフレッシュな魅力を持つ時期もあれば、時を経て熟成し、複雑な深みを増す時期もあります。お手元のワインが今どのステージにいるのか、ラベルのストーリーを読み解きながら、その「飲み頃」を愉しんでみてください。

 

より詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

Q2. 「古くなったワイン」は、もう飲めないのでしょうか?
A. 酸化が進みすぎて酸っぱく感じられる場合は、無理に飲む必要はありません。しかし、それは「新しい美味しさ」への入り口かもしれません。

もし一口飲んで「少し酸味が強くなったかな?」と感じたら、それはワインが空気と触れ合い、新しい旅を始めた証拠です。

そんな時は、ぜひお料理の隠し味に使ってみてください。お肉を柔らかくしたり、ソースに奥行きを与えたり。ワインが持つ「香りの記憶」が料理に溶け込み、食卓をさらに豊かに彩ってくれるはずです。

Q3. スパークリングワインの「泡」が抜けてしまったら?
A. 質の高い「白ワイン」として、ゆっくりと向き合ってみてください。

シャンパーニュをはじめとするスパークリングワインの泡が弱まってしまったとき、それは失敗ではありません。泡というベールが脱げたことで、そのワイン本来のブドウのポテンシャルや、熟成による複雑な香りがより鮮明に立ち上がります。
少し温度を上げて、大きめのグラスで味わってみてください。泡があった時には気づかなかった、新しい表情に出会えるはずです。

Q4. 飲み残したワイン、正しく保存するコツは?
A. 「酸化」を遅らせることがポイントです。

飲みきれなかったワインは、以下の方法で「香りの鮮度」を守ってあげましょう。

  1. 立てて保存する: 空気に触れる面積を最小限にします。
  2. 冷蔵庫(野菜室)へ: 低温で保管することで変化を緩やかにします。
  3. ラップを活用: 栓をする前に瓶の口をラップで覆うだけでも、酸化を抑える効果があります。

 

数日後に再びグラスを傾けたとき、開栓直後とはまた違う「落ち着いた表情」を見せてくれるのも、ワインの醍醐味です。

Q5. ワインを嗜むことで、どんな「メリット」がありますか?
A. 心を整え、日常に「余白」を生み出すリラックス効果があります。

ワインに含まれるポリフェノールなどの健康面でのメリットはもちろんですが、私たちが最も大切にしているのは「心の豊かさ」です。
グラスの中で揺れる色を眺め、立ち上がる香りに鼻をくすぐられ、味わいの余韻に浸る。その数分間は、忙しい日常から離れ、自分自身や大切な人と向き合うための「マインドフルな時間」になります。ワインは、あなたの記憶を美しく彩るための、最高のパートナーなのです。

 

より詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

迷ったら、いつでもご相談ください

「このワイン、まだ美味しく飲めるかな?」「この料理にはどのワインが合う?」
そんな些細な疑問も、プルーストにお気軽にお寄せください。
私たちは、あなたがワインを通じて新しい思い出を作り、失われた時を鮮やかに蘇らせるお手伝いをさせていただきます。

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